楽天系のサービスに絞って利用することを“楽天経済圏”というらしいです。
他にもいろいろな経済圏がありますが、自分はどれがいいでしょうか?
このページでは、各社経済圏(楽天・ヤフー・ドコモ・au)を徹底比較します!ご自身にぴったりの経済圏をぜひ確認してみてください。!
まずは各社手掛けているサービスを比較
各社が行っているサービスの一覧は以下の通りです。
※一部、別会社が運営しており、ポイント提携を行っているものも含んでいます。
一番左の列の色分けの意味は、以下になります。
①~⑤:ショッピング関連
⑥~⑦:資産関連
⑧~⑩:インフラ関連
それでは、色分けした分類ごとに深堀りして比較・評価していきます!
ショッピング関連の比較と評価
ショッピング関連の比較は、以下の6点になります。
①ポイントカード
ポイントカードは、貯められるお店の種類が多くても、利用しないお店だったら意味がありません。
そのため、自分が利用するお店でポイントが貯められるかが重要になります!
「自分が利用するお店」は、人それぞれになってしまいますので、ここでは、代表的なお店で貯められるかを比較し、評価します!
比較対象とするお店は、利用頻度が高そうな「コンビニ」「グルメ」で行います。
▽コンビニ
主要な3大コンビニでは、dポイントが2店で使えるので、その点優位になります。セブンイレブンは、いずれもnanacoポイントしか貯まらないので、この点は覚えていくとよいでしょう。
▽グルメ
上記は、ほんの一部の抜粋になりますが、楽天ポイント・dポイントが優位になります。
上記以外でも楽天ポイント・dポイントは、使えるお店が多いので、グルメ部門で2強と言っていいでしょう。
②クレジットカード
クレジットカードは、各社とも「年会費無料」「発行手数料無料」「還元率1%」と差はありませんでした。
貯めたいポイントカードに合わせてクレジットカードを発行するとよいでしょう。
③スマホ決済
スマホ決済は、各社ともそれぞれが発行しているクレジットカードをチャージ元にすることで、還元率が最大1.5%になり、差がありませんでした。
この点も、クレジットカードと同様に各社、足並みを揃えているようです。
ただし、スマホ決済が使えるお店の数は、PayPayがダントツでトップになります。使えるお店の正確な数は、各社公表していないので不明ですが、体感としてPayPayが一番になります。
「PayPayだけ使える」というお店が多い印象です。過去に行われた「キャッシュレス・ポイント還元事業(2019年10月~2020年6月)」でシェアを一気に占めたのが、功を奏したのでしょう。
④ショッピング・⑤旅行
ショッピング&旅行に関して、2019年のEC流通総額ランキングは、次の通りです。
1位 楽天市場 3兆8,595億円
出典:eccLab
2位 Amazon 3兆4,238億円
3位 Yahoo!ショッピング 8,519億円
4社の中では、楽天市場がトップになります。
ふるさと納税も楽天市場でできるので、この点は大変おすすめです!
資産関連の比較と評価
資産関連の比較は、以下の2点になります。
⑥銀行・⑦証券
楽天とauは、銀行と証券を連動させると、普通貯金金利が0.1%になります。
この点は、この2社が大きくリードしています。大手銀行の普通貯金金利は、0.001%なので、100倍となるのは、大変お得です。
仮に証券に興味なくても、口座開設して連携しておくことをおすすめします。
また、楽天は楽天カードの引き落としを楽天銀行にすれば、楽天市場でのポイント倍率が1%つきます。
以上の点から、楽天が優位ですね。
インフラ関連の比較と評価
インフラ関連の比較は、以下の3点になります。
⑧通信
2021年は、菅総理が推し進めている「携帯電話の通信料金の値下げ」から、各社対応に追われる年となりそうです。
2021年1月現在では、ドコモから「ahamo」という従来よりも安価なプランが発表されました。
一方、一足早く格安スマホとして登場しているのが楽天モバイル。これでもか!というくらいCMで何度も見ていますが、「安さ・5G使い放題・楽天ポイントが貯まる」という点が売りです。
しかし、実際利用しているユーザーからは、「建物に入ると電波が入らない」という声をよく聞きます。いくら利点があっても、本来の通信のパフォーマンスが良くないと、意味がないでしょう。
というわけで、現時点では、やはりドコモ(ahamo)が一歩リードになります。ソフトバンク、auからどのようなプランが出るのか、今後注目になります。
⑨電気・⑩ガス
各社、乗り換え時にポイント付与や料金無料があります。
- 楽天でんき 3,000ポイント(楽天ガスとセットで+3,000ポイント)
- ソフトバンクでんき 2か月間0円
- auでんき 2,000ポイント
各社、大きな差はありません。
楽天ガスは、一見お得のように見えますが、お使いの地域によっては、ガス代そのものが高くなる可能性があります。公式サイトでシミュレーションをしっかりしておきましょう。
まとめ
提供しているサービスの多さから、やはり楽天経済圏が一番おすすめになります。サービスが多い分、ポイントが貯めやすいのですね!
ただし、ご自身がよく使うお店やポイントに合わせて経済圏を選んでいくのが一番よいでしょう。
これを機に1つの経済圏にまとめるのもおすすめです!ぜひ参考にしてみてください。
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